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【伊勢市楠部町】トマト栽培キットの袋の中に営巣したセグロアシナガバチを駆除

三重県伊勢市楠部町 トマト栽培キットの袋の中に営巣したセグロアシナガバチの巣

場所】三重県伊勢市楠部町(庭先に置かれたトマト栽培キットの袋の中)

種類】セグロアシナガバチ

【状況】

三重県伊勢市楠部町のお客様より、お子様がよく蜂を見かけるとのことで少し様子を観察していたところ、蜂が庭先に置いてあったトマトの栽培キットの袋の中へ出入りしているのを見つけ、ご連絡をいただきました。この栽培キットは昨年使用したもので、処分を忘れたままお庭に置かれていたとのことです。

巣を作っていたのはセグロアシナガバチで、通常アシナガバチはトマトのような柔らかい植物に営巣することはほとんどありませんが、今回は袋の中に残っていた昨年のトマトの茎がすでに枯れて木の枝のように硬くなっており、そこを支柱代わりに営巣していました。袋という限られたスペースの中で巣を拡張していった結果、通常は一層で広がる巣盤の上にさらに巣房が重なるように作られており、本来とは違ういびつな形の巣になっていました。

【作業内容】

専用の薬剤で巣を駆除したのち、栽培キットもご不要とのことでしたので、袋ごと回収して処分いたしました。巣の中を確認すると、オス蜂や新女王もすでに多く羽化しており、巣盤の中には幼虫が入っていない巣房も目立ち始めていました。この時期になると働きバチの活動も落ち着いてくるため、戻ってくる蜂の数はかなり少なくなっている状態でした。それでもしばらくは戻りバチの様子を確認しながら、周辺の流し台の下やホースを収納するボックスの内部など、蜂が潜んでいそうな場所もあわせて確認したうえで作業を完了しました。

【ワンポイント】

意外に思われるかもしれませんが、今回のようにトマトなど柔らかい野菜の茎にアシナガバチが営巣することはほとんどありません。ただし、収穫後にそのまま放置されて茎が枯れて硬くなると、木の枝と同じように営巣の土台として使われることがあります。栽培キットや鉢植えなど、シーズンが終わって使わなくなった園芸用品をそのまま庭先や物置に置いていると、思わぬところが営巣場所になってしまうことがあるため、使い終わった栽培用品は早めに処分しておくことをおすすめします。

【よくある質問】

Q
ハチは野菜にも巣を作りますか?
A

通常はほとんどありません。柔らかい植物より、軒下や木の枝、物置など安定した場所を好みます。今回は茎が枯れて木のように硬くなっていたことが営巣のきっかけになったと考えられます。

Q
巣の中に幼虫がいない巣房があるのはなぜですか?
A

夏の終わりに近づくと、オス蜂や新女王が羽化し始め、コロニー全体の活動が落ち着いてきます。その結果、育児が行われなくなった巣房が目立つようになります。

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