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三重県度会郡南伊勢町の公共施設。トイレに併設された東屋の天井中央、板が合わさる頂点にできたキイロスズメバチの引っ越し途中の引っ越し先の巣。

場所】三重県度会郡南伊勢町(公共施設・トイレに併設された東屋の天井)

種類】キイロスズメバチ(引っ越し先で作り始めた造巣初期の巣)

【状況】

南伊勢町内の公共施設について、管理されている自治体のご担当者様より「トイレに併設された東屋の天井の真ん中に、蜂の巣ができてきている」とご連絡をいただき、駆除にお伺いしました。東屋は誰もが利用する公共の休憩スペースで、人が多く行き交う場所の真上に巣ができている、放置できない状況でした。

確認すると、キイロスズメバチの巣でした。まだ外皮に覆われる前の小さな巣で、一見すると「すぐ取ってしまえば済む」ように見えます。ですが、キイロスズメバチの場合、この「小さい巣」こそ注意が必要です。今回の巣は、キイロスズメバチが引っ越してきて新しく作り始めた巣で、大元の巣がどこか別の場所にある状況だったのです。

【作業内容】

キイロスズメバチは、巣が手狭になったり環境が合わなくなったりすると、約1ヶ月ほどかけて巣ごと引っ越しをする習性を持っています。今回のように引っ越し先で作り始めたばかりの巣は小さく、取り除くこと自体は簡単です。しかし、問題はそのあとにあります。

市販の殺虫剤には「巣の大きさ15cmまで」などと使用の目安が書かれているものもありますが、こうした引っ越し中の巣の場合、そもそも駆除に至らない可能性があるばかりか、逆に蜂を刺激してしまうケースにつながる恐れがあります。この小さな巣だけを安易に取り除くと、大元の巣から働き蜂が次々と飛来し、行き場をなくした蜂が周囲を飛び回る、かえって危険な状況を作り出してしまうことがあります。

結果として、何度も同じ場所に作り直されるばかりか、巣を取ったことで気が荒くなった蜂に刺されてしまう、ということも考えられます。「巣を取ってもらったのに、まだ蜂がたくさん飛んでいる」「取ったそばから作り直される」といったトラブルは、こうした習性を知らずに処理してしまうことが原因です。しかも大元の巣は、探し出そうとしてもなかなか見つからず、見つかるほうが珍しいくらいです。

こうした特殊な習性を持つスズメバチの駆除は、その習性を熟知していなければ危険を伴います。当社では、蜂を刺激する攻撃的な駆除は行わず、長年の経験から得た独自の方法で、こうした引っ越しをするスズメバチも一匹残らないよう丁寧に駆除いたします。作業の具体的な方法についてはここでは伏せますが、公共の場所であることをふまえ、周囲の安全を最優先に処理を進めています。

蜂の駆除は「早く終わらせること」や「目の前の巣を取ること」が目的ではありません。特にキイロスズメバチの引っ越しのように、見えている巣がすべてではないケースでは、習性を読み違えれば、かえって危険を広げてしまいます。状況を正しく見極めて対処することが、本当の意味での解決だと考えています。

【ワンポイント】

「蜂の巣が小さいうちなら安全」「市販の殺虫剤で取れる」というのは、必ずしも正しくありません。キイロスズメバチのように引っ越しをする種類では、小さな巣が「引っ越し先」で、別の場所に働き蜂や蛹を多く抱えた大元の巣がある場合があります。小さいからと安易に手を出すと、戻ってきた蜂で危険な状況になったり、気が荒くなった蜂に刺されたり、何度も作り直されたりします。

見えている巣の大きさだけでは、本当の危険度はわかりません。キイロスズメバチは春に作り始めた巣が手狭になった段階で引っ越すため、引っ越しの時期が遅いものほど、元の巣が大きく勢力も強い可能性があります。特に人が多く集まる場所で蜂を見かけたら、巣の大小にかかわらず、自分で手を出さず専門業者にご相談ください。キイロスズメバチの生態や巣の特徴については、東海地方のハチの生態解説ページでも詳しくまとめています。

【よくある質問】

Q
小さい蜂の巣なら、市販の殺虫剤で自分で取っても大丈夫ですか?
A

種類によっては危険です。市販の殺虫剤には「15cmまで」などと目安が書かれていますが、キイロスズメバチの引っ越し中の巣などは、駆除に至らず逆に刺激してしまうことがあります。大元の巣から蜂が戻り、気が荒くなった蜂に刺される恐れもあるため、小さくても自己判断で取らずご相談ください。

Q
巣を取ってもらったのに、まだ蜂が飛んでいます。なぜですか?
A

外に出ていて巣に戻ってくる「戻り蜂」や、引っ越し前の大元の巣が別に残っている可能性があります。特にキイロスズメバチではこうしたケースがあり、見えている巣だけを取っても解決しないことがあります。当社では習性をふまえ、戻り蜂まで含めて確認しています。

Q
スズメバチが巣を引っ越すことがあるのですか?
A

はい。キイロスズメバチ・モンスズメバチ・チャイロスズメバチは、巣が手狭になったり環境が合わなくなったりすると、別の場所へ巣ごと移る(引っ越す)習性があります。引っ越し先で作り始めた巣は小さく見えますが、大元の巣に多くの働き蜂がいるため、油断できません。

Q
役所や公共施設の蜂の巣も駆除してもらえますか?
A

はい、対応しております。今回のように自治体のご担当者様からのご依頼も承っており、公園や東屋、公共トイレなど、多くの方が利用する場所の駆除実績があります。人が集まる場所ほど早期の対応と、その蜂の習性に合わせて蜂が残らない的確な駆除が重要ですので、お気軽にご相談ください。

「蜂の種類がわからない」「危険で近づけないため写真がない」という場合でも問題ありません。わかる範囲で状況を教えていただければ、追加料金が一切発生しない明確な料金をお伝えいたします。お急ぎの方はお気軽に公式LINEからご連絡ください。

▼LINEでのお問い合わせはこちら
https://lin.ee/uaYSIWQ

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