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蜂の種類や習性

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東海地方に生息するアシナガバチ

アシナガバチ

・蜂の巣の形状や特徴
巣盤だけの半円形の巣で巣穴が丸見えのお茶碗を引っくり返したような蓮の実のような蜂の巣が特徴的です。
東海地方で早ければ4月中旬頃から蜂の巣を作り始め6月頃から働きバチが生まれ始めると巣の周りにハチが群がっているように見えます。
一つのコロニーに対して女王バチが一匹で巣を作りますが、稀に女王バチが2匹で巣を作る場合もあり、大きいと成人男性の両手を広げたくらいの蜂の巣になることもあります。

一言でアシナガバチといっても色々な種類があり、種によって習性や攻撃性、蜂の蜂の巣を作る上で好む場所などが違います。
世界でアシナガバチは29属800種類程が確認されており、日本には3属12種が生息しています。
本州にはその中の2属8種が本州に生息しており、東海地方にはセグロアシナガバチ[Polistes jokahamae],キアシナガバチ[Polistes rothneyi],フタモンアシナガバチ[Polistes chinensis],コアシナガバチ[Polistes snelleni],キボシアシナガバチ[Polistes mandarinus],ヤマトアシナガバチ[Polistes japonicus japonicus]の6種が生息しています。

・セグロアシナガバチ[Polistes jokahamae]
体長は30o程でアシナガバチの中でも大きく最もポピュラーな種類です。
市街地にも多く生息し、人間の生活圏に営巣する為アシナガバチの中でも最も刺傷被害に合う事が多く駆除のご相談やご依頼が大変多い種類です。
蜂の巣を作る場所は一言で言うとどんな場所でも作ります。
基本的には解放空間に蜂の巣を作りますが、戸袋やシャッター内、エアコンの室外機内・24時間換気などのダクト内などの半閉鎖空間にも蜂の巣を作ります。
ご相談が多い場所は、民家の軒先[1階・2階・3階]やサッシ廻り・カーポート・植栽の中・遊具の下部などの場所が多いです。

・キアシナガバチ[Polistes rothneyi]
体長は30mm程で、セグロアシナガバチと同じ程の大きで全国に生息しています。
セグロアシナガバチより全体的に黄色味が強いです。
アシナガバチの中では攻撃性・警戒心も一番強く巣も大きくなります。
蜂の巣に近寄るだけで威嚇してきます。

・フタモンアシナガバチ[Polistes chinensis]
体長は20mm程で全体的に黒っぽく小柄で2つの斑があります。平野部によく見られ、サッシ廻りエアコンの室外機内外にもよく蜂の巣をつくります。

・コアシナガバチ[Polistes snelleni]
体長20mm程で。日本では全国に分布しています。木の枝先や葉の裏などに反り返った様な独特の形をした蜂の巣を作ります。

・キボシアシナガバチ[Polistes mandarinus]
幼虫の作る繭が蛍光の黄緑色をしているのが特徴で木の枝などに蜂の巣を作るので、草刈中の刺傷被害が多い種類です。

・ヤマトアシナガバチ[Polistes japonicus japonicus]
体長は20mm程でキアシナガバチよりひとまわり小柄で基本的には木の枝や蔦の中などに巣を作るのでキボシアシナガバチと同じく草刈中などに刺されることが多いです。

本来、蜂は益虫であり自然の中で大変重要な役割を担っていますので人間と交差しないような場所であれば温かく見守ることも検討しましょう。
アシナガバチの生活史のサイクルは基本的には1年になります。
春の気温差にもよりますが、4月ころから蜂の巣を作り始め早ければ5月頃に働きバチが生まれ始めますので、4月〜6月頃に早い段階で蜂の巣を作られていないか確認しましょう。

東海地方に生息するスズメバチ

スズメバチ

種類によって蜂の巣を作る場所や形状が大きく異なります。
コガタスズメバチ
最もポピュラーなスズメバチで樹木の枝や家屋の軒下などの開放空間に営巣します。
初期のハチの巣は一輪挿しの花瓶を逆さまにした様な巣を作るのが特徴的で働きバチが生まれ始めると先端を齧り球状の巣を作ります。
椿・金木犀・山茶花・柘植の木などを好んで蜂の巣を作ることがあり、剪定中に刺されることが多く、一番蜂(ハチの巣)駆除のご依頼が多い種類です。
キイロスズメバチ
引っ越しの習性を持ち大変攻撃性が強く雑食であることからコロニーの規模も大きく閉鎖空間・解放空間共に営巣します。
解放空間に蜂の巣がある場合はその全てが引っ越しの巣になるので駆除には注意が必要です。
蜂の巣の形状は球状で大きくなると腕が回らない程の大きさになることも珍しくはありません。
コガタスズメバチと同じく球状の蜂の巣を作りますが、オレンジの色味が強く巣の周りにハチが群がっているので判断できます。
山間部に多い種類ですが平野地でも比較的数は少ないながら生息しています。
モンスズメバチ
夜間も活動する種類で主に閉鎖空間に営巣します。
キイロスズメバチと同様に引っ越しの習性を持ちますが閉鎖空間から閉鎖空間へ引っ越しをしますので駆除に関しては特に注意が必要です。
釣鐘状の蜂の巣を作るため食べかすや尿などが下に落ちシミができたりすることで巣を作られていることに気付くことが多いです。
チャイロスズメバチ
社会寄生性を持ち他のスズメバチとは違う独特の習性を持ちます。
攻撃性は強く大きさはキイロスズメバチと変わらないぐらいですが全体的に黒褐色の胴体をしているので判別か簡単にできます。
生息数は少ないですが、寄生対象であるキイロスズメバやモンスズメバチが生息する地域には生息しています。
ヒメスズメバチ
体長が大きく羽音も大きいですがスズメバチの中では比較的大人しい性格をしています。
縁の下や壁の中などの閉鎖空間にに営巣しますがかなり奥いった場所を好んだりします。

巣の形状はアシナガバチの蜂の巣に傘をかぶせたような巣を作ります。
オオスズメバチ
見た目や模様がコガタスズメバチとよく似ていますが大きさがひと周り大きくスズメバチの食物連鎖の頂点に立つ種類です。
攻撃性・威嚇性共に大変高く、樹液などが出る餌場では前を通るだけで威嚇し何もしなくても刺されることもあります。
水捌けのいい土中や木の洞などに営巣しますが稀に縁の下や屋根裏などの閉鎖空間にもハチの巣を作ります。
夏から秋にかけてのレジャーシーズンや、登山・ハイキング中の刺傷被害が多い種類です。
クロスズメバチ
大きさは11mm前後と小さく大人しい種類で、岐阜や長野の山間部ではヘボや地バチと呼ばれ古くから貴重なタンパク源として食されています。
土中などの閉鎖空間に営巣しますが稀に縁の下や屋根裏などにもハチの巣を作ります。